フェイスパウダーの使い方|パフとブラシを使ったフェイスパウダーの塗り方

ベースメイクの崩れを防いだり透明感のある立体的な肌の演出をしたりと、メイクの仕上げにぜひ取り入れて欲しいフェイスパウダー。

軽いつけ心地で高い機能性があり、たくさんのメリットも持っています。

その使い方もとても簡単です。

しかし、正しく使いこなさないとせっかくのメリットが発揮されないことにもなってしまいます。

今回はフェイスパウダーを上手に使うための正しい知識をご紹介しましょう。

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1. フェイスパウダーとは

フェイスパウダーとは、肌につけるファンデーションの1つです。

その数ある種類の中でももっとも油分量が少なく、粉の割合がもっとも多いものに分類されています。

肌への負担が少なく、とても軽いつけ心地が特徴です。

フェイスパウダーには、パウダー状のタイプ固形タイプ(プレストパウダー)とがあります。

また、フェイスパウダーと「パウダーファンデーション」は一見するとよく似ています。

ですが、この2つは成分の油分の量と使用する目的が違っているのです。

両者の一番の違いは含まれている油分の量

そしてパウダーファンデーションを使う目的は「ベースメイクに使う」ためのものに対し、フェイスパウダーは「メイクの仕上げ」を目的として使われるものとなります。

この違いを理解しておくとよいでしょう。

2. フェイスパウダーを使用するメリット

続いてフェイスパウダーを使うメリットには以下のようなことがあります。

① メイク崩れを防げる

フェイスパウダーは、特にリキッドファンデーションを使った場合にほぼセットで使われるものです。

余分な皮脂や汗を吸収する作用があり、ファンデーションの持ちをよくしてメイク崩れを防ぐことができるのが大きなメリットです。

② 素肌を活かしたメイクに仕上がる

軽めのメイクやナチュラルメイクがお好みの人はファンデーションを使わず、フェイスパウダーだけのベースメイクにするとさらに素肌に近い仕上がりになります。

また、フェイスパウダーをファンデーションに重ねづけすることで、より自然な仕上がりを演出することもできる点がメリットにあげられます。

リキッドタイプの他にクリームタイプのファンデーションを使った後に重ねると、よりさらさらした自然な感覚の肌に仕上げることができるのでおすすめです。

③ 外出先での化粧直しが簡単にできる

「崩れてしまったメイクを直す時間がない」という時にはフェイスパウダーを上から軽く重ねることで簡単に化粧直しができる点もメリットです。

化粧直しの際にファンデーションを重ね塗りすると厚塗り感が出てしまうだけでなく、メイク崩れを招くことにもなります。

それを防ぐためにフェイスパウダーを使うと、効率よく化粧直しができるわけです。

④ アイカラーやチークカラーなどがキレイに仕上がる

ファンデーションだけでなく、アイシャドウが寄れてしまったりチークがムラになってしまったりするのもフェイスパウダーが解決してくれます。

フェイスパウダーをしっかりつけていると、まぶたや頬の表面をさらさらに仕上げられます

このためにアイメイクやチークがキレイに仕上がりやすくなるのです。

⑤ 油分が少なく肌へのダメージが少ない

フェイスパウダーはファンデーションの中でもっとも油分の少ないものです。

そのため肌への負担がもっとも軽くて済むというメリットもあります。

軽いメイクで済ませたい日は、化粧下地にフェイスパウダーをつけるだけでもOK。

メイクの油分汚れがなければクレンジングを使う必要がないので、洗顔時の肌への負担を軽くすることができるわけです。

特に敏感肌の人はファンデーションをつけずにフェイスパウダーだけでの仕上げもおすすめです。

2. フェイスパウダー使用時の注意点

ここではフェイスパウダーを使う時に注意するとよい点をご紹介します。

より透明感のある美しい仕上がりのためにぜひ意識してみてください。

① ファンデーションを薄めにつける

フェイスパウダーをつけてもキレイに仕上がらないという場合、先に塗っているファンデーションや化粧下地の量が多すぎることが考えられます。

パウダーをキレイにつけるには、使うファンデーションの量に気をつけて薄づきを意識すること。

そしてファンデーションを塗ったあとは、きれいなスポンジ(パフ)や柔らかいティッシュなどで肌を押さえ余分な油分を吸い取っておくとよいですね。

また化粧直しの際にも、ティッシュで押さえて軽く皮脂を取り去ってからフェイスパウダーをつけると寄れにくくなるので、意識しておこなうことをおススメします。

先にも書きましたがフェイスパウダーは、そのままではベタついてしまうリキッドタイプなどのファンデーションを仕上げる時にはほとんどセットで使うもの。

パウダータイプの後につける必要はないので、重ねづけして厚塗りにならないように気をつけましょう。

② パフ・ブラシは定期的に洗って清潔に

パフやブラシのメイク汚れをそのままにしていると、つけた時にムラになるなどキレイに仕上がらない原因になります。

そして直接肌に使うものなので、汚れたままでは肌に負担がかかりニキビなどの余計な肌トラブルを招くことにもなってしまいます。

そのため数日に1回は洗うようにして、清潔な状態を保ちましょう

3. フェイスパウダーの使い方

続いてフェイスパウダーの使い方の手順をご紹介します。

① 用意する道具

フェイスパウダーのつけ方には主に「ブラシを使う方法」「パフを使用する方法」があります。

基本的にはお好みの方法を選んでいただいて構いません。

ご参考までにそれぞれの仕上がりとしては、

  • ブラシ ⇒ 軽め・ナチュラル
  • パフ ⇒ しっかり

といわれています。

ご自分の仕上げたいイメージで使う道具を選ぶのもよいでしょう。

次に、道具ごとのフェイスパウダーの使い方の手順をご紹介します。

パフを使ったフェイスパウダーのつけ方【しっかり仕上げたい場合】

① パフにフェイスパウダーをとる


出典:mikenshow.blog.fc2.com

フェイスパウダーの表面を、パフで円を描くように2回くらいまわしてパウダーをとります。

② パフをしっかりもみ込む


出典:youtube.com ※写真はイメージです

フェイスパウダーがダマにならないようパフをもみ込みます。

パフにパウダーをしっかりなじませることでがムラや厚塗りを防いでくれます。

きちんとこの手順をおこないましょう。

③ 顔の真ん中から外側に向かって「軽くすべらせるように」つける


出典:youtube.com ※写真はイメージです

肌をこすらないように注意しながら肌の表面をすべらせるように軽くのせましょう。

④ 細かい部分はパフのかどを使ってパウダーをつける


出典:youtube.com ※写真はイメージです

メイク崩れの起きやすい小鼻や目の周り・口元はしっかりとフェイスパウダーをつけます。

つけにくい細かな部分はパフの端やかどを使い、ポンポンと軽くたたき込むようにしっかりつけましょう。

このように肌表面の油分をパウダーで押さえることがメイクの寄れ対策になります。

⑤ フェイスラインをぼかす


出典:youtube.com ※写真はイメージです

顔全体にのせた後はフェイスラインから首筋にかけてぼかし、顔が白く浮くのを防ぎましょう。

⑥ ブラシで余分なパウダーを払う


出典:youtube.com ※写真はイメージです

肌についた余分な粉を払うことで、より自然に仕上げることができます。

メイクの崩れ対策にもなるので、この手順をきちんとおこなうように意識しましょう。

パフを使うとフェイスパウダーがしっかり肌に定着します。

特に肌がテカリやすいリキッドタイプやクリームタイプのファンデーションを使う場合や、部分的にコンシーラーを使っているという人はパフでの仕上げが適しているでしょう。

ブラシを使ったフェイスパウダーのつけ方【軽め・ナチュラルに仕上げたい場合】

① ブラシにフェイスパウダーをとる

まず、ペンを持つようにブラシを手にします。

ブラシを寝かせるように傾けて、パウダーを同じ方向に2~3回動かしてとります。

② 手の甲などを使いブラシにパウダーをなじませる

ブラシを手の甲かティッシュに当て、丸を描くように動かします。

こうすることで根元まで粉を含ませることができ、パフと同じように色ムラや厚塗りを防ぐことができます。

パウダーをつけすぎたと思ったら、ブラシを軽くはらって余分な量を落としましょう。

③ 顔の真ん中から外側へ向かって「円を描くように」つける

毛先で一気に伸ばすのではなく、くるくる回しながらパウダーをつけましょう。

④ 細かい部分もしっかりつける

小鼻は毛先で上から軽く押さえるようにつけるとよいでしょう。

⑤ フェイスラインをぼかす

顔が白く浮かないように首筋にかけてフェイスラインをぼかしましょう。

⑥ ブラシの粉を一度落として顔全体をふたたび軽くはらう

メイクの崩れ対策のためにも肌についた余分な粉をはらいましょう。

より素肌のように仕上げることができます。

なおこの手順用として、大きめのフェイスブラシを別に用意しておくのもよいでしょう。

4. BBクリームとフェイスパウダーはどっちが先?

BBクリームは、化粧下地や美容液、日焼け止めやファンデーションなどの役割をまとめて持っているものです。

フェイスパウダーと組み合わせて使うことで汗や皮脂を吸着しさらに自然な仕上がりに近づきます。

ちなみにフェイスパウダーとの併用は、特に脂性肌などテカリが気になる人におすすめです。

BBクリームをフェイスパウダーと一緒に使っている場合は、

「BBクリームが先、仕上げにフェイスパウダー」

が正しい順序とされています。

その具体的な手順は、

①BBクリームをつける(その前に化粧下地はつけない)
②フェイスパウダーをパフですべらせるようにつける
③ブラシを使い肌の余分な粉をはらう

となっています。

ところでBBクリームは、単体でも肌の汗や皮脂を吸収する機能を持つものでもあります。

そのため、先に化粧下地を塗ってしまうと汗などを吸収することができなくなりメイクが崩れる原因につながります。

そして厚塗りにもなってしまい、メイクの寄れや色のムラを招くことにもなるわけです。

BBクリームは下地なしで塗るのが基本。

使う場合にはこの点をきちんと押さえておくとよいですね。

おすすめのフェイスパウダー

カネボウ フェースアップパウダー ミラノコレクション

ベースメイクの美しさをひきたて、明るくソフトな印象に仕上げるプレストタイプのフェースパウダーです。

粒子が細かく、すっと肌に伸びて肌を均一に見せてくれます。

メイク持ちもよく、だからといって水分を吸い上げるわけでもなく、脂性肌・乾燥肌の方ともにオススメの商品です。

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5. まとめ

メイクを長くキレイにキープさせることのできるフェイスパウダー。

ご紹介したつけ方の手順などは実際にやってみるととっても簡単。面倒がらずにおこなうことで見違えるような仕上がりになります。

ご自分のキレイを保つためにも周りに差をつけるためにも、日々のメイクに取り入れてみるとよいのではないでしょうか?

ベースメイクの仕上げにフェイスパウダーを上手に使いこなして、キレイな肌を演出しましょう。

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