「ビューラーでまつ毛を上げたらアイメイクは完成。」
…と思ったらせっかくつけたマスカラが取れてしまった、などの経験はありませんか?
意外にわかっているようでわかっていないのが、ビューラーとマスカラの手順。
の順序では、まつ毛をせっかく上げたのに下がってしまうという声もあります。
逆に、
の手順だと、ちゃんとマスカラをつけたのに取れてしまうこともありますね。
では正しい順序はどちらなのか、この記事ではうまく仕上げるコツなども併せてご紹介します。
1. ビューラーとマスカラはどっちが先?
先に使うのはビューラーとマスカラのどっち?
普段はあまり考えずにおこなっている手順ともいえるので、改めて聞かれると答えに詰まってしまうかもしれませんね。
ビューラーとマスカラを使う際には基本的に、
の順序が正しいといわれます。
逆にマスカラのあとにビューラーを使うと起こりがちなのが、マスカラが取れてしまうことでしょう。
それだけではなく、まつ毛がまとまってしまい束のようになったり、マスカラがまぶたについてしまったりしてアイメイクがキレイに仕上がらなくなる原因にもなります。
そのためマスカラ以外のアイメイクをキレイに仕上げるにも、
の順序を守るのがよいでしょう。
また、マスカラを塗ったあとにビューラーを使うとまつ毛が痛んでしまいがちになるので注意が必要。
まつ毛が抜けてしまい少なくなる原因にもつながるので、極力控えたほうが無難ですね。
ですが、例外的にマスカラを塗ってからどうしてもカールしたいという場合もあるでしょう。
そんな時にはマスカラがきちんと乾いたかを確認してから、まつ毛の付け根部分だけに軽くビューラーを使うようにするとよいでしょう。
2. まつ毛が下がってしまうのを防ぐ方法
正しい順序を守ってカールさせたせっかくのまつ毛が、時間が経つにつれて下がってしまうという悩みを持つ人は多いのではないでしょうか。
ここではまつ毛が下がってしまうのを防ぐ方法の手順やポイントをご紹介します。
【用意する道具】
- ビューラー
- ホットビューラー(手持ちがなければドライヤー)
- マスカラ
- マスカラベース(適宜)
① まつ毛をビューラーで根元から挟み込んで上げる
ビューラーでまつ毛を付け根から挟み込み、しっかりとカールさせましょう。
あてる角度はまぶたにつくくらいのギリギリに上げた角度にするとキレイに持ち上がります。
ビューラーをあてる時は、指先でまつ毛が分かれるようにならしながら挟み込むのがポイントです。
この時、マスカラベースを塗っておくとカールの持ちがよくなりますので使うのもよいでしょう。
ベースを使う際は、まつ毛の付け根から丁寧につけましょう。
まぶたを指で軽く持ち上げて根元からまつ毛を起こすようにつけると効果的です。
② ホットビューラーを使いまつ毛を挟む
ホットビューラーを使って①の手順で上げたまつ毛と同じ角度で挟み込みます。
ホットビューラーをお持ちでない人におすすめの方法は、ビューラーをドライヤーの熱で少し温めてから使うこと。
十分代わりとして役立ちます。
しっかりとしたカールを作れて持ちもよくすることができます。
③ マスカラを毛先だけにつける
まつ毛がマスカラの重さで下がるのを防ぐために、マスカラはまつ毛の付け根からではなく、毛先だけにつけて長さを伸ばすようにしましょう。
この手順をしっかり守ることがまつ毛の下がりを防ぐ大切なポイントです。
④ ホットビューラーで仕上げる
まつ毛のカールを長くキープするために効果的な仕上げになります。
マスカラがちゃんと乾いたか確認したら、再びホットビューラーを使いまつ毛の根元だけを軽めに挟んで完成です。
3. まとめ
もともと日本人のまつ毛にはクセがつきにくいものです。
また、毛質が軟らかく下向きに生えているともいわれます。
そのためメイクしたまつ毛が時間の経過によって下向きにならないために、先にきちんとビューラーでクセをつけてからマスカラを塗る手順を守る必要があるわけですね。
そして、カールしたまつ毛をキープさせるにはホットビューラーを使いこなすなどの工夫も有効。
くれぐれもビューラーを最後に使ってまつ毛のカールを決めようとしてはいけません。
マスカラで仕上げたせっかくのアイメイクをビューラーのせいで崩さないためにも、最初に使うことをきちんと意識しましょうね。