あなたは、耳の角栓をご存知ですか?
いつの間にか出来てしまった角栓を見つけて、びっくりされた経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
耳に角栓ができてしまうと、気持ち悪くて嫌になりますよね。
「いつも清潔にしているはずなのに」と、気分も落ち込んでしまいます。
年齢を重ねるとともに男性ホルモンの分泌量が増え、うなじや耳周辺の皮脂の分泌量も増えてきてしまうと言われています。
今回は「なぜ耳に角栓が出来るのか」、出来てしまった角栓を取るにはどうしたらいいのか、気になるポイントをお伝えしますね!
耳に角栓ができるのはなぜ?耳の角栓の原因
角栓とは毛穴の中で皮脂や角質が詰まって凝固したものを指す語。コメドともいう。
出典:実用日本語表現辞典
まず初めに、角栓の正体は毛穴に溜まった皮脂や角質(タンパク質)で、それが酸化し、黒くなって見えているのです。
お顔(鼻や顎)に出来るのはよく耳にすると思いますが、耳に出来るのはあまり聞きなれない方も多いのではないでしょうか?
そもそも、耳に毛穴があるの!?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、人間の体には全身に数万個もの毛穴があると言われています。
鏡で耳をよく見てみると、うっすらと産毛が生えているのが分かりますよね。
顔や体と同じように、耳の毛穴からも、汗をかくなどの代謝が常に行われています。
年齢とともに気になる加齢臭も耳の後ろから出ているという研究結果もあるほど、実は耳の毛穴のケアは重要なのです。
毎日のお風呂でしっかりシャンプーをして、体もしっかり洗っているから大丈夫!と思っている方も多いかもしれませんが、耳たぶは入り組んだ形をしていますし、シャンプーやコンディショナーの流し漏れが残りやすい場所でもあります。
知らず知らずのうちに、毛穴に皮脂や角質などの汚れが溜まり、いつの間にか巨大化してしまうこともあるのです。
痛みやかゆみを伴ったりすると辛いですし、見た目にも気持ち悪いので、出来てしまったらすぐに除去しましょう。
耳の角栓を除去する方法
耳の角栓を取るには、専門のサロンや病院などの医療機関に相談しましょう。
耳は自分では見えにくい上に、ピンセット等を無理に穴に入れてしまうと、ばい菌が入って化膿してしまう場合もあります。
また、耳という大切な器官を傷つけないためにも、お医者さんに診てもらうのがベストです。
とはいえ、専門のサロンは近くにないし、耳の角栓で病院に行くのは恥ずかしい、出来れば自分で取りたい!と思う方もいらっしゃいますよね。
そんな方に試していただきたい、耳の角栓の除去法をシェアしていきます。
角栓を除去する具体的な手順
用意するものは「消毒液」と「先の尖ったピンセット」です。
コットンやティッシュに消毒液を含ませ、ピンセットと患部をしっかりと消毒しておいてください。
お風呂上りや蒸しタオルを当てるなどして皮膚と角栓を柔らかくしておくと、皮膚へのダメージを最小限に抑えることができます。
ピンセットの先を角栓と毛穴の皮膚の境目に沿わせ、角栓と皮膚を少しづつはがしていきます。
最初から無理やり引き抜いてしまうと、角栓と皮膚が癒着していた場合に周りの皮膚を傷つけてしまい、出血してしまうこともあるので十分に注意してください。
毛穴と角栓を優しく剥がしたら、少しずつピンセットでつまみ出します。
一度に出そうとせず、毛穴を傷つけないように優しく取り出していきます。
途中何度かピンセットの先端を消毒し、ピンセットは常に清潔に保つようにしてください。
取り終わった後も、患部を消毒しておきましょう。
耳の角栓を取っている動画もありますので、参考にしてみてください。
映像自体はとても気持ち悪いですが、全てが取れた瞬間はとてもスッキリした気持ちになりますよ。
まとめ
耳の角栓は、気付かないうちに出来てしまうものです。
一度出来てしまった箇所は毛穴が大きく開いた状態になっているため、皮脂や角質、埃などの汚れが溜まりやすくなっています。
普段から、皮脂がたまりにくくなる生活を心がけましょう。
乳製品や脂肪分の高い食事は皮脂の分泌を高めてしまいます。
また、洗髪の際にはシャンプーやコンディショナーなどの洗い残しがないようにしっかりと洗い流し、耳の溝の水分もタオルでしっかり拭き取るように心がけてください。
枕カバーなどの寝具もこまめに変えると、より清潔を保つことができます。
これらを気をつけることで、耳の角栓だけでなく、加齢臭のケアにも繋がります。
出来てしまうと気持ち悪い耳の角栓。気持ち悪いからと隠すことばかりを意識してしまい、好きなヘアスタイルを楽しめなくなるのは辛いですよね。
清潔に気をつけて、耳の角栓が出来にくくなるように心がけましょう。
清潔感がでると、人と接する時にも自信を持つことができます。身の回りに耳の角栓でお悩みの方が居る方にも、オススメです。